- TOCが工場の生産性向上手法から脱却できたのは、従来の原価計算による財務会計を否定していることが1つの理由である。
- 従来の財務会計は個々の製品の原価と販売価格の差=利益を重視する。
- しかしこの「会計上の利益」は、全体としてできた「キャッシュ」とは必ずしも一致しない。それは、従来の財務会計が「需要の多寡によらず、増産すれば利益が増える」性質のものだから。
- これに対し、TOCは「全体のスループット」の最大化を目指す方法論である。
- 「スループット」とは製品の売上から資材費を引いた額で、製品を多く売れば売るほどスループット分のキャッシュは増える。
- 企業の利益は全製品の売上から全製品の業務費用を引いた額なので、企業全体のスループット最大化は企業全体のキャッシュ=利益増加につながる。
- TOCにおけるキャッシュ増加のための取り組みは以下の通り。
2.在庫減少
3.業務費用減少
【感想】
「業務改善」というと、えてして個々のプロセス、しかも下流に近いプロセスの改善・最適化を図りたくなりがちだが、やはり「最終成果物のための最適化」という視点も大切ではないか。
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