2007年8月24日金曜日

想像力

今週は休み明けで、リハビリ気分?で気が付けば週末、という感じだった。

文書の署名をお願いしたりちょっとした打ち合わせをしたり、比較的細かい作業が多く、リハビリにはちょうどよい塩梅だったかと。


今週一通のメールを受信。内容は「あるミニ・プロジェクトが見送り(中止)になった」というものなのだが、気になったのはその中止理由に言及していないことであった。送り主はプロジェクトマネージャの部下。

数日後、追加でその理由をまたメールで連絡。その理由は「上位プロジェクトの計画が変更となり、ミニ・プロジェクトの実施が不要になったから。」というものであった。

このメールを読んで色々なことが頭を駆け巡った。

  1. 一連の作業内容は「やっつけ仕事」と言われても仕方のないものだが、連絡内容の重要性を分かっているのか?
  2. よくよく考えると、2報目のメールは重要な情報を何も伝えていない。重要なのは「上位プロジェクトの計画変更理由」の筈なのだが、その説明は?
2.については後日調査して理由は把握したのだが、この「調査する時間」は私にとっては無駄な時間なのである。メールで連絡すれば2、3行で伝わる内容なのに。

1.については、部下君としてもマネージャ殿の言うとおりにメールを送信したまでのことで、深く考えなければ大した問題ではないのかもしれないが。

入社したての新人君ならばともかく、少しは経験があるのならば、
  • 連絡内容はどれ程重要なのか?
  • 自分が伝えるべき情報は何か?
  • 連絡先の知識をどこまで仮定するか?
といった「プラスアルファ」の想像力を働かせるようになってほしいものだ。

しかし、見送りとなったミニ・プロジェクトの準備と称して、私もいくばくかの時間を割いたのは事実である。しかし、マネージャ殿の行動は、「ミニ・プロジェクトの見送りは大して重要ではない」という考えを反映しているように思われる。

ということは、私の割いた時間も「大して重要ではない」ってこと?

・・・とは考えたくないが、マネージャ殿にもプロジェクトチーム全体に対する想像力がもっとあればなぁ。

2007年8月20日月曜日

Tarone検定の第1種の過誤率:続き

Rでのシミュレーションにより、Tarone検定のサイズ(第1種の過誤率)をモンテカルロシミュレーションで推定した結果、名義上の値(有意水準、片側検定で2.5%)をやや上回る値を示すことが示唆されたのは説明済みである。

そこで、環境を変え、会社のSASを使用して同様のシミュレーション計画により第1種の過誤率を推定した結果、やはり名義上の値をやや上回る結果が示唆された。

気になるのは、その「上回り具合」が

  • Rの場合:2.5%→5.5%
  • SASの場合:2.5%→3.5%

と微妙に異なるところである。(指数分布)乱数の発生アルゴリズムが異なっている等の差異があるので、この微妙な違いの原因について定かなことは分からない。

現時点で言えることは

  • Tarone検定は(打切りの影響にもよるだろうが)元々第1種の過誤率を正しく制御できない可能性がある。
  • シミュレーションだけでは、上記事項の「可能性(リスク)」の示唆どまりであって、数学的な評価(第1種の過誤率についてきれいな不等式が証明できればベスト)をするのが望ましい。既存の研究成果も調査が必要。

といった所であろう。

研究の主題からどんどん外れていく…。

2007年8月18日土曜日

Tarone検定のサイズ(第1種の過誤率)を推定しようとした所…

研究テーマである「準競合リスク(Semicompeting Risks)存在下での傾向性検定」は、

  • 関心のあるイベント(四肢切断)発現までの時間について解析する際、そのイベントと関連のありそうなイベント(死亡、原因は不問)を「打切り」と扱うと、Tarone検定で仮定しているモデルに合致しない
  • このような場合、第1種の過誤率が名義上の値(有意水準)を上回る可能性がある
  • 従って、データの性質を適切に考慮したモデルに基づく検定統計量が必要
・・・という問題提起から来たものである。

そこで、(打切りのある)生存時間データに対する傾向性検定として有名なTarone検定に対して、モンテカルロシミュレーションを使用した第1種の過誤率の推定を試みた。

準競合リスクデータを、Gumbelの2変量指数分布に従うと思しき乱数(この話も後日述べてみたい)を発生させ、さらに打切り時間を一様乱数でシミュレートし、第1種の過誤率を推定した結果、名義上の値(片側検定だったので2.5%)を上回る5%強の値を軒並み示した。

「とりあえず第1関門クリア」…と思いきや、2種類のイベントが独立である場合にも5%強の第1種の過誤率を示した。

あれっ?

これはTarone検定の性能に問題があるってことなんだろうか?あるいは、

  • Tarone検定を実装した自作のRプログラムのバグ(テキストで答え合わせはしたのだが・・・)?
  • シミュレーションデザインに問題?
  • 第1種の過誤率の推定アルゴリズムが問題(カウントと単純な割り算だけだが・・・)?
といった点に問題があるのだろうか?

Tarone検定が研究の主題ではないものの、研究テーマの導入部分に拘る問題なので、会社のSAS(Tarone検定が実装済)で試してみたい。

変な問題を見つけてしまったものだ。Tarone検定があまりにマイナーな手法なので、まじめに評価した人がいなかったんだろう。

屋台が無くなるその前に

今週は夏期休暇で実家(福岡)に帰省した。

ということで仕事の話は一切ないのだが、ローカル局のニュースで取り上げられた、博多の屋台の話題が気になった。

この話は数年前から耳にしていたが、要は

  • 都市景観上(屋台が邪魔、衛生上問題、などのクレームが発端)の理由で、福岡市は屋台を廃止したい
  • 現在屋台を生業としている人々については一代限りで営業を許可
  • 一方で、観光資源として貴重であるとの意見もある
ということのようだ。

もちろんまだ知らない背景情報もあると思うが、この話で最も疑問なのが

「福岡市はいったい何の問題を解決したいのか?」

という点である。

「道をふさいで邪魔」「衛生上問題」というクレームは確かに考えうる範囲の内容だが、

  • 屋台を廃止して最終的に今より改善する点は何か?
  • 屋台を廃止せずに事態を改善する方策はないのか?
といった点が不明確である。また、「観光資源として貴重」という意見も重要で、

  • 屋台を廃止することによる(観光資源の損失の)デメリットは何か?
という点は考慮すべきであろう。

もちろん、福岡市も何か考えがあっての施策であろうが、やはり最初にグランドデザインを提示すべきであろう。メリット論・デメリット論がどちらも棄却が困難である以上、各論を議論しても結論はなかなか出ない。「市の方向性」とか「文化の維持管理」という水準の問題であり、安易なアクションは考え物だと思う。

…ということで、屋台が無くなる前に「焼きラーメン」でも食べに行かないと。

2007年8月11日土曜日

…だけではなく、夏休み前なので四半期報も

今週は水曜日に新規サーバの運用開始手続きを行った。

1年半の長きにわたり作業をしてきた結果がようやく結実して、やれやれという感じだった。この秋に会社の合併を控えており、このサーバもどうなるかはわからないが、この仕事を通して色々と物事を考える機会ができたのが何よりであった。協力してくれた方々にはただただ感謝である。

さて、このブログを結婚を機に書き始めて約3ヶ月。これまで「会社第一」(というか他に考えることがなかっただけの話だが)だったのが、それ以外の「家庭」という軸ができたのが大きかった。これまでと違い、家が「雨露をしのぐ」だけでなく「落ち着く」場所となったのだ。

転寝する妻を横目に落ち着いて自分に時間を投資する。何とも言いがたい貴重な時間である。

2007年8月4日土曜日

仲良し集団は苦手

ようやく完了した新システムへのデータ移行(と言ってもファイルコピーだけだけど)のフォローアップ作業から仕事はスタートした。

また、本業では、他社との共同プロジェクトの打ち合わせに出席。そのような会議は久々なのでやや緊張した。


今週最大の話題は、何はともあれ衝撃的な選挙結果であろう。

その原因の一つと言われているのが、「仲良し集団」と揶揄されることもある「チームABE」。もちろん色々考えての任命であったはずなのだが、まさかあそこまでお騒がせになるとは。

さすがにその人の頭の中まではのぞくことはできないのだから、これは「(人材登用という)ばくちに負けた」といってしまえば簡単だが、あれだけ連続すれば「ばくちに負けた」レベルの話ではない。

それに加え、形振り構わない強行採決の連発。誰か止められなかったのだろうか?それとも、「仲良し」だから何も言うことはできなかったのか?

緊張感の薄い「馴れ合い所帯」の末路を見た感じだった。