2007年8月18日土曜日

屋台が無くなるその前に

今週は夏期休暇で実家(福岡)に帰省した。

ということで仕事の話は一切ないのだが、ローカル局のニュースで取り上げられた、博多の屋台の話題が気になった。

この話は数年前から耳にしていたが、要は

  • 都市景観上(屋台が邪魔、衛生上問題、などのクレームが発端)の理由で、福岡市は屋台を廃止したい
  • 現在屋台を生業としている人々については一代限りで営業を許可
  • 一方で、観光資源として貴重であるとの意見もある
ということのようだ。

もちろんまだ知らない背景情報もあると思うが、この話で最も疑問なのが

「福岡市はいったい何の問題を解決したいのか?」

という点である。

「道をふさいで邪魔」「衛生上問題」というクレームは確かに考えうる範囲の内容だが、

  • 屋台を廃止して最終的に今より改善する点は何か?
  • 屋台を廃止せずに事態を改善する方策はないのか?
といった点が不明確である。また、「観光資源として貴重」という意見も重要で、

  • 屋台を廃止することによる(観光資源の損失の)デメリットは何か?
という点は考慮すべきであろう。

もちろん、福岡市も何か考えがあっての施策であろうが、やはり最初にグランドデザインを提示すべきであろう。メリット論・デメリット論がどちらも棄却が困難である以上、各論を議論しても結論はなかなか出ない。「市の方向性」とか「文化の維持管理」という水準の問題であり、安易なアクションは考え物だと思う。

…ということで、屋台が無くなる前に「焼きラーメン」でも食べに行かないと。

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